ハンジョウ駅発休日旅行列車、今回の旅はハンジョウ（金沢事務所）より、ご案内はイケガミがお送りいたします。
旅の目的地は石川県輪島市の白米千枚田。
この場所は海岸まで続く斜面に小さな棚田が連なった絶景で観光スポットとしても有名です。

イケガミが目的地を選んだ理由

観光スポットとして有名ではあるものの、金沢市内からも車で２時間程度となかなかの遠方のため実はこれまで一度も訪れたことがなかったのでした。今回は子どもに見せるためにもドライブがてら行ってきました。

実際に行ってみた感想 → 白米千枚田に降り立って

2011年に日本で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」。白米千枚田はその象徴ともなっています。

写真は田植え直前の時期で、青い日本海をバックに水の張られた棚田全体をすべて見渡せる壮観な時期でした。
小さな田んぼはオーナー制度というものがあり、ひとつひとつにオーナーの名前と地名が書かれた小さな立て札があります。その立て札を見ると全国各地のオーナーだけでなく、中には企業名や大学名もチラホラ。さらにはテレビの企画なのか番組名が書かれていたりもありました。
この後、田植えをおこなってぐんぐん育った稲が斜面を緑色に染め、秋には実った稲穂が黄金色に変化することで、時期ごとに海とのコントラストが際立つ景色を楽しむことができます。
ということは、春～秋にかけて訪れればいいんだなと思われそうですが、実は10月中旬から３月中旬はまた違った楽しみがあるんです。

そう、それはイルミネーションイベント！
「あぜのきらめき」と題されたこのライトアップイベントは毎年開催されており、棚田のあぜ道に設置された２万個以上のソーラーLEDが日没から約４時間点灯されます。日本の原風景から一転して、暗くなった斜面に浮かび上がる幾何学模様の美しさはデートスポットとしてもバッチリ。
近くでは輪島の朝市もあるほか、時期によっては奥能登芸術祭も開催されていたりするので、ぜひまた違う時期にも訪れてみたいと思ってます。

目的地へのアクセス

🚙 車：のと里山海道のと里山空港ＩＣから４０分

今回の旅はいかがでしたか？ハンジョウの休日旅行列車はまた次回の休日に運行いたします。
どうぞお楽しみに！👋