ランディングページ(LP)の成果は「デザイン×コピー×運用改善」のバランスで決まります。しかし最初のハードルになるのがいくら必要かという費用感。ネット上には「1枚3万円から」「フルスクラッチ100万円超」と幅広い情報が飛び交い、適正予算が見えづらいのが実情です。
本記事では、制作会社・フリーランス・自社内製それぞれの料金帯、費用を左右する10要因、見積もり内訳サンプル、発注のコツまでわかりやすく解説します。
LP制作費は大きく「デザイン」「コーディング」「運用改善」の3工程に紐づく工数で決定します。
デザイン :ワイヤーフレーム作成、ビジュアル設計、画像加工など。コーディング :HTML/CSS/JavaScript実装、フォーム連携、レスポンシブ対応。運用改善 :ABテスト設計、ヒートマップ分析、改修ディレクション。POINT :コーディングを内製すれば約20〜30%コストダウン。ただし保守工数を考慮して試算しましょう。
制作形態 相場(税抜) こんなケースに最適 メリット デメリット 制作会社(大手) 60万〜120万円 予算確保&実績重視 実績豊富・ワンストップ対応 見積もり〜納品が長期化 制作会社(中小) 35万〜70万円 限られた予算でクオリティも担保 柔軟な対応・ディレクタ付き 品質は会社次第で差が大きい フリーランス 15万〜40万円 スピード優先・短納期 直接連携で修正が速い 実績チェック必須・リソース1名 自社内製 3万〜20万円(人件費換算) デザイン経験者がいる コスト最小・ノウハウ蓄積 スキル不足だとCVR低下
最新動向 :2025年は広告CPM上昇に伴い、LPの差し替え頻度が増加。短納期+複数ページ割引のパッケージを提示する制作会社が増え、ボリュームディスカウントが一般化しています。
ページ長さ :一般的に縦5,000pxを超えるとデザイン工数+20%。画像点数 :実写撮影やイラスト制作は1点5,000〜30,000円追加。アニメーション量 :GSAPなどJSライブラリ実装で+10〜30%。フォーム仕様 :ステップフォームや外部CRM連携は+5万円〜。CMS連携 :WordPress組み込みなら+8〜15万円。多言語対応 :1言語追加あたり+40〜60%。短納期 :10営業日以内は特急料金で+20%が相場。運用サポート :ABテスト3回セットで+10〜15万円。実績レベル :大手ブランド実績を持つデザイナーは単価高め。修正回数 :無制限プランは+5万円以上のことが多い。フリーランスにデザイン+簡易コーディングを依頼。 画像はCanvaで自社作成、フォームはGoogleフォーム埋め込みで対応。 中小制作会社でワイヤー〜公開までワンストップ。 初回ABテスト1回付きパッケージで改善フェーズまで見据える。 大手制作会社に依頼し、撮影やイラストを含むハイエンドLPを制作。 CMS化+広告運用チームとの連携でLPOを継続実施。 構成テンプレートを共有 :ワイヤー着手前に承認を取る。素材を先行準備 :写真・ロゴ・原稿をまとめて渡し修正減。テキスト公開OK :公開後のコピー修正を見越してCMS化。ヒートマップ連携 :課金前でも無料プランで初期計測を開始。ステージング環境で早期確認 :コーディング途中でもUIチェック。修正回数を明文化 :追加費用トラブルを防ぐ。制作会社の実績をKPIで比較 :デザインサンプルより数値改善事例を重視。 依頼前に自社で準備すべきものは? A. 目的・ターゲット・提供価値・主要競合LPのURL・ブランドガイドラインを用意すると見積もり精度が上がります。 運用サポートはどれくらいの費用が必要? A. 月5万円〜が一般的。ABテスト3案/月、レポート提出が含まれるプランが多いです。 公開後の修正依頼は追加料金? A. 軽微なテキスト変更は無料、レイアウト変更は1回2万円〜が目安。契約時に範囲を要確認。 フリーランスと制作会社どちらが安全? A. スケジュールと品質担保を重視するなら制作会社、コスト重視なら実績豊富なフリーランスを精査して直契約。LPデザインの相場は制作形態・ページ規模・機能要求で大きく変動します。目安としては15万〜40万円(フリーランス)、35万〜70万円(中小制作会社)、60万円以上(大手・多機能LP)がスタンダードです。
まずは自社の目的と予算を整理し、費用を左右する要因を把握したうえで見積もりを比較しましょう。費用だけでなく運用改善まで含めた総コストを考慮すれば、LPの投資対効果を最大化できます。
この記事を書いた人
1996 年創業・福井県福井市本社の総合デザイン&プリンティング企業「ハンジョウ株式会社」で、記事企画・編集・校閲を統括する社内チームです。チラシ・パンフレット・DM などの紙媒体から Web サイト・システム開発までをワンストップで手掛けています。現場で得た実践的ノウハウをもとに、「印刷×デザイン×マーケティング」で成果を上げるためのヒントを発信しています。