
ホームページ制作におけるレスポンシブ対応の基本と手順|スマホ・PCに最適なサイトを作る
2025年06月18日
ホームページを作りたいと思ったとき、「WordPress(ワードプレス)」という名前を聞いたことがある方は多いはず。WordPressは、世界中で使われているホームページ作成ツールで、初心者でも扱いやすく、自由にカスタマイズできるのが大きな魅力です。
今回は、WordPressを使ってホームページを作成し、自分好みにカスタマイズしていく方法を、初心者にもわかりやすく解説します。デザインの変更や機能の追加方法、便利なプラグイン、カスタマイズ時の注意点なども紹介するので、これからWordPressに挑戦したい方はぜひ参考にしてください。
WordPressは、専門的なプログラミング知識がなくても、誰でもホームページやブログが作れる無料のCMS(コンテンツ管理システム)です。世界中のWebサイトのうち、約40%以上がWordPressで作られているとも言われており、企業サイトから個人のブログまで幅広く使われています。
WordPressでホームページを制作するための基本的な流れは以下の通りです。
まずは、インターネット上にホームページを公開するための「住所(ドメイン)」と「土地(サーバー)」が必要です。
→おすすめのレンタルサーバー:エックスサーバー / ConoHa WING / さくらのレンタルサーバなど
多くのレンタルサーバーでは、「WordPress簡単インストール」機能があるため、ボタン一つでセットアップが可能です。
WordPressでは「テーマ」と呼ばれるテンプレートを使って、デザインやレイアウトを簡単に設定できます。無料・有料どちらもあり、初心者はまず無料テーマから始めるのがおすすめです。
→初心者に人気のテーマ例:Cocoon / Lightning / Twenty Twenty-One
など、必要なページを作成していきましょう。メニューも設定できるので、ユーザーが目的の情報にアクセスしやすくなります。
テーマを導入しただけでは、自社のイメージや目的に合ったホームページにはなりません。そこで必要になるのが「カスタマイズ」です。
管理画面の「外観」→「カスタマイズ」から簡単に画像をアップロードできます。自社のロゴを設定するだけで、一気に“自分のホームページ感”が増します。
テーマによっては、ボタンや背景の色・文字のフォントなどを管理画面から選べます。会社のイメージカラーや業種に合わせて、統一感を出すのがポイントです。
テーマによっては「トップページを自由に編集できる」機能が付いています。パーツを組み合わせるように、サービス紹介やバナーを並べることが可能です。
スマホ表示でも見やすく、表示が重くならないように画像サイズは圧縮しましょう。「EWWW Image Optimizer」などのプラグインを使えば、自動で画像を軽くできます。
WordPressでは、「プラグイン」と呼ばれる拡張機能を追加することで、難しい作業を簡単にしてくれる便利機能を取り入れられます。
プラグイン名 | 主な機能 |
Contact Form 7 | お問い合わせフォームの作成 |
Elementor | ページをドラッグ&ドロップで自由にデザインできる |
WP Multilang | 多言語対応サイトを作成できる |
All in One SEO | SEO対策をまとめて行える |
EWWW Image Optimizer | 画像を自動で軽量化してくれる |
※プラグインを入れすぎると、表示が重くなったり不具合が起きることもあるため、必要なものだけに絞るのがポイントです。
WordPressのテーマを直接編集すると、アップデート時に内容が上書きされてしまう恐れがあります。そこで、「子テーマ(child theme)」を使ってカスタマイズすることで、安全に変更を加えられます。
万が一レイアウトが崩れたり、表示されなくなったときのために、カスタマイズ前にバックアップを取っておくことが大切です。無料のバックアッププラグインも多数あります。
カスタマイズした内容が、スマホやタブレットでもきれいに表示されているかどうか確認しましょう。WordPressには表示切り替え機能もあり、管理画面から簡単にチェックできます。
「自分では難しそう」「デザインのこだわりを実現したい」などの場合は、WordPressに詳しい制作会社やフリーランスにカスタマイズを依頼するのもひとつの方法です。
費用の目安:
制作実績や口コミを確認しながら、相性の良いパートナーを見つけましょう。
WordPressは、ホームページ制作初心者でも使いやすく、しかも自由にカスタマイズができる万能ツールです。テーマやプラグインを活用すれば、専門知識がなくても本格的なWebサイトが作れますし、自分のアイデアやブランディングを取り入れたオリジナルのホームページに仕上げることも可能です。
この記事のポイントおさらい:
「ホームページを作りたいけど難しそう」と感じている方こそ、まずはWordPressに触れてみることをおすすめします。自分のペースで学びながら、理想のホームページをかたちにしていきましょう!